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シャープシューティング考察
update:05/06/25
スナイパーのスキル、シャープシューティング(以下 #st)の範囲について画像付で解説しています。
#stはかなり特殊な範囲をしています。
ターゲッティング範囲も弓手にとっては慣れていない範囲ですし、
ダメージ発生エリアは他に類をみない特殊な範囲です。

ここではその特殊な範囲を解説していきます。
ターゲッティング可能範囲
ターゲッティング可能範囲は魔法と同じ範囲で、
その射程は10となっています。

:自キャラ :ターゲッティング可能範囲
#st ターゲッティング可能範囲
黄色の範囲内でしたら、どこの位置にいる敵でもタゲることが出来ます。
また、#stは普通に敵をクリックするだけでなく、
他プレイヤーキャラをShift+クリックすることによっても発動させることが出来ます。
もちろんそのキャラにはダメージは入りません。
発動方向決定範囲
#stは、発動時にターゲッティングしたキャラクターがいる位置によってダメージ発生エリアが変わります。
そのエリアは 縦 横 斜め の8方向に分かれています。
まず、どこをターゲッティングしたらどのダメージエリアが選択されるかを説明します。

:自キャラ :直角方向に発動 :斜め方向に発動
#st 発動方向決定範囲
緑色の範囲内のキャラをターゲットし発動すると、その方向に直線#stが出ます。
水色の範囲内のキャラをターゲットし発動すると、その方向に斜め#stが出ます。
ダメージ発生エリア
直線#stの場合、幅3セルで射程13までビームのように発動します。(下図は上方向に直線#st)

:自キャラ :ダメージエリア
直線#st ダメージ発生エリア
オレンジの範囲にダメージが発生します。
ターゲットに出来る範囲よりも更に長く当たります。
謎です。
ご使用の際は横殴りに注意が必要になるかもしれません。
また、斜め#stの場合も直線#stのように、ビームみたいに発動します。(下図は左上方向に斜め#st)

:自キャラ :通常ダメージエリア :カスHITエリア
斜め#st ダメージ発生エリア
こちらもオレンジの範囲に普通にダメージが発生します。
が、黄色の部分はダメージが極端に低くなります。(大概2桁とか)
便宜上カスHITエリアと名づけています。

さらに、斜め#は一部よく分からない範囲になってますね。
何故かオレンジの範囲が1つだけ飛び出ています。
理由なんて知りません分かりませんごめんなさい。
タゲられる範囲とも違いますし、お手上げです。

左上#stだけが変になっているのではなく、斜め#stは全てこのような形です。

:自キャラ :通常ダメージエリア :カスHITエリア
斜め#st ダメージ発生エリア2
えーっくす。
まとめ
発動方向決定範囲とダメージ発生エリアとを合わせて見てみます。

#st ごちゃ混ぜ
何がなんだか分かりませんね。


えーと、注目して頂きたいのは、ターゲッティング範囲にも関わらず、
ダメージ発生エリアになっていない場所が多数あるということです。

:自キャラ :通常ダメージエリア :カスHITエリア :縦#st不発エリア :斜め#st不発エリア
#st 不発エリア
カスHITエリアも不発に数えれば、実に半分近くが不発エリアです。
実際に使う時には不発しないよう上手く使わなければなりません。

この水色と緑の部分の不発エリアにいる敵をターゲットに発動した場合、
且つ、本来の直線#や斜め#の範囲内に敵が居ない場合、
直線#や斜め#は発動せずに、その敵単体のみに#stが発動します。
その周囲の敵や、同じ座標の敵にはダメージが発生しません。(草を重ねて確認しました)
ですので、不発エリアをターゲットにするのは出来るだけ避けねばなりません。
上記の範囲を受け、どのように敵を纏め・どのように位置取り・どのようにターゲットにすればよいか。
という問題を、具体的な例を挙げて解説していきます。
(ここでは敵をタゲる事を前提にしています。)
(また、スナイパは前衛の後ろから付いていく狩り方です。)

まず、敵は8方向から攻撃して来ますので、一概にこうなる!という風には言えません。
そこで、一番単純な場合から考えて行きます。
斜めに進軍時。
一番単純な場合というのはもちろん、敵が1マスに纏まっている場合です。

:前衛キャラ :敵キャラ :縦#st可能エリア :斜め#st可能エリア

(図は左上に進軍時です。)
上記の緑・青の位置からならば、どの位置からでも敵に当てる事が出来ます。
これはスナイパ側としては凄く楽ですね。
この場合の纏め方は、前衛が複数の敵からタゲられた後、一歩右斜め下に引いた形になります。

簡単に1マスに纏まる場合は上の場合なのですが、
前衛が1歩も下がれない状況だったりした場合は上記のようには纏まりません。
まぁ主にトレインする場合でしょうか。

トレインをするような場合でも1箇所に纏めようと思えば纏められます。
例えば左上に進軍する場合、最初に引っ張られる敵は右下に来ます。
そして、新しい敵は大抵の場合は左上に来ます。
そこで、トレインを止める時に2歩左下、もしくは右上に動くようにすれば、
左下に動いた時は右上に、右上ならば左下に敵が纏まります。理論上。

ですが、そこはHITストップがあったりと上手く動けない場合もあると思いますので、
ここでは2マスに纏まるように考えます。

:前衛キャラ :敵キャラ :縦#st可能エリア :斜め#st可能エリア

(どちらをタゲっても良い様な図です。)
(遠くをタゲったり、shiftクリックでタゲったりする場合はもう少し近くでもいけます。)

この図の纏め方は、まず左上方向ににトレイン。
左上、右上、左下から新しい敵が来たと考え、右下に2歩下がった形です。
2歩以上下がっても問題はないです。右下の敵と接触してヒットストップしてもこうなる筈です。理論上。

この状態になると、スナイパ側は縦#stを狙うのはシビアになります。
ですので、丁度右下方向からスナイパも付いて行っているという前提なので、
そのまま斜め#stを撃ってしまえば上手く行くハズです。理r
直線に進軍時。
直線に進軍時でも、纏める側は同じように動きます。
左に進軍してる場合、左上・左下から敵が来るハズですので、
右上、もしくは右下に2歩動けば1マスに纏まるハズです。

図は斜め進軍時の1つ目の図と同じですね。
今回は直線に進軍なので、スナイパは右から来ますので、
敵のいるマス+上下1マスの行でしたらokなわけです。


では、直線にトレインした時はどうなるか、というと、
これも斜めの時とそう変わりません。

トレインする側が、最初の敵を引き連れる時に少し斜めに動けば、動いた方の逆側に敵は来ますので、
新しい敵が左上、左下から来たらば、右上か右下に2歩動けば良くなります。

図は斜めに進軍時の2つ目の図と同じです。

しかし、今回は斜め時とは違い、スナイパ側の初期位置が直線#stの位置にあります。
そのまま直線#stを狙うには、前衛がいるマスと同じ行のマスに移動しなくてはならず、
これにはちょっと慣れが必要となると思われます。

ですので、直線に進軍時でも図のようになった場合は、
斜め#stを狙っていく方が良いと思います。
上手く纏まらない場合。
例えば、不意の湧きがあったり、前衛がトレインになれていなかったりした場合、
敵が上手く纏まってくれない事もあります。

:前衛キャラ :敵キャラ :縦#st可能エリア :斜め#st可能エリア

こんな風になってしまったらもう大変です。
直線#stでも斜め#stでも共に1セルしか猶予がありません。
ですので、こういう風になってしまわないようにするのが理想なのですが、
もし図のようになってしまった場合、斜め#stを狙うのは止めた方が良いです。
理由は、実際に#stを使ってみれば分かるのですが、
斜め45度の角度というのは、位置取るのが難しいんです。
目安となるものがあれば何とかなりますが(大魔法詠唱陣等)
スナイパで#stを狙ってる時に大魔法が来るとは思えませんので、
斜め#stを狙うのはオススメ出来ないということになります。

逆に、直線#stは、前衛と同じ行(列)に立つ、という目安がありますし、
仮に前衛が位置ずれていても、敵と敵の間の隙間のセルの行(列)に立って#stを撃てば良いので、
斜め#stを狙うよりは楽です。


また、上記のように4方から囲まれてしまった場合、
前衛側に少し動いて貰うという事も出来ます。

例えば、左上に進軍している場合に四方から囲まれてしまったら、
右下方向に動けば、HITストップされつつも2*2マス以内に纏まるはずです。

左方向に進軍している場合に四方から囲まれたのなら、
左右以外のどの方向に動いても2*2,もしくは2*3マスに纏まるはずです。

:前衛キャラ :敵キャラ :縦#st可能エリア :斜め#st可能エリア

上記した方向に1マス移動した状態がこの図になるハズです。
1歩動いただけでも#st可能範囲が2倍以上に増えました。
前衛側の"纏める動き"が重要だという事が分かりますね。


はたまた、上手く纏まらない場合には、敵の射程が異なる所為で起こる事もあります。
例えば城2Fなんかもそうですね。ハゲは射程2ですので上記のようにトレインしても纏まりません。
(もちろんハゲはさっさと倒した方が良いですけどね、例です。例。)

:前衛キャラ :敵キャラ :縦#st可能エリア :斜め#st可能エリア

こんな感じになってしまった場合は、ご覧になってお分かりの通り、
直線#stよりも斜め#stの方が範囲が圧倒的に広いです。
そして、これは左上に進軍時なので、斜めからそのまま撃てば良いでしょう。
左に進軍時だった場合でも、そのまま直線#stを撃てば良いハズです。
まとめ。
・敵が1マスに纏まっている。
直線でも斜めでもどちらでもokです。
今居る位置から近い方を選択しましょう。

不発エリアに入らなければ問題はありません。

・敵が2*2マス以内に纏まっている。
これも直線・斜めとどちらでも構わないでしょう。
進行方向や各々の得意な方で。
どちらかと言えば斜めの方が範囲は広いですが、
直線の方が分かりやすいです。

・敵が3*3マス以内に纏まっている。
この場合は大抵、直線#stの方が良いでしょう。
斜め#stで狙おうとするとかなり難しいです。
未だ分かりやすい、直線#stの方を狙う方が良いでしょう。
でも、もう少し前衛が纏められる方が更に良いです。

・それ以上にバラけている。
前衛にもう少し引っ張って貰って下さい。
3*4のようなバラけ具合ならば直線#stを狙って行っても良いでしょう。


さて、ここまでは全て具体的な発動位置は説明せず、範囲で説明してきました。
実際に#stを狙う場合、敵と隣接して#stを撃つ事はないと思いますし、
逆に遠すぎる位置だとカスHITの心配が出てきてしまいます。

ですので、斜め#stを撃つ場合は、出来るだけ遠くの敵をタゲるべきだと思います。
そうする事でカスHITをなくし、また、支援が届かないという事がなくなります。
直線#stの場合は有効ダメージエリアが長いので、遠くの方をタゲっても大丈夫ですが、
やはり支援の事を考えるとあまりにギリギリの位置はオススメ出来ません。

斜め#stを撃つ場合ならば、前衛から大体2〜5マスほど離れた位置から撃つのが
安定するのではないかと思います。
逆に、直線#stの場合は もう少し離れて 4マス〜6マス ぐらいの位置から撃つと良いと思います。
直線#stは敵から近い位置だと斜め#stになりやすいですので多少離れ気味にした方が良いでしょう。


今回はShift+クリックで前衛をタゲった場合は考えませんでしたが、
その場合でも上記と同じような位置・距離で#stを撃てば良いと思います。
ただ、前衛が位置ずれをしている時など、多少不安材料が増えてしまいます。
以上で位置・距離の考察を終わります。
ちなみに私は というと、直線#stばっかり狙っています。
理由は、単に私が直線を見る方が得意だからです。
縦FWで鍛えた目は未だ現役のようです。
基本的に斜めの動きはさせないように動きますからね・・・。

そんなわけで、今回自分で考察してみて、
斜めの範囲も結構広いんだなぁと実感しましたので、
これからは斜めも使っていこうかな なんて思ってます。

ただ、それを前衛側に説明するのが難しいんですよねorz

なんにせよ、#stを使いこなすのが強いスナイパーへ第一歩だと思います。
スナイパの皆様、共に頑張って行きましょう〜。