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弓手のすゝめ
update:05/03/03
スナイパーに限らず、弓手の特性や基本的な動作などをまとめています。
延々と文章が並んでますので、目を休めながらご覧下さい。
ステータス
通常、物理攻撃職は基本的に攻撃力であるSTR,防御力であるAGI or VIT,
さらに命中力であるDEXに最低限ステータスを振らなければいけません。
ここにサポート火力であるINTも振るとなると4種のステータスに振ることになりますね。
今主流の槍騎士を見てみますと、STR>VIT>DEX>INTと4つステータスを振っています。
他の戦闘職も量産と呼ばれる型は大体4種類のステータスに振り分けています。
しかし弓手の場合、攻撃力はDEXによって決まりますので、
AGI-DEX>INT か VIT-DEX>INT という3点バランスにする事が出来ます。
これが他職に比べて優位な点です。攻撃防御の2極でも普通にやっていけます。
Wizも完全攻撃特化は INT-DEX の2極ですが、
バランスを考えるなら INT>DEX-AGI ぐらいが安定します。
弓手や魔法職はステータスの面では他の戦闘職よりも優遇されていることが分かりますね。
火力
ROは属性や種族の概念がかなり重要です。
属性を上手く合わせることでダメージが1.5倍,2倍と増えます。
属性・種族特化の武器を使うことによってダメージが1.4倍,1.6倍と増えます。

通常、戦闘職は属性武器か特化武器のどちらかを選択することになりますが、
弓手は、属性or種族特化の武器に更に矢で属性をのせる事が出来ますので、
単純計算で攻撃力が1.5倍ほど違うわけです。
ですが、その分スキルにATK倍率が高いものがありませんので、
そこらへんで調整されているのかと思います。

ですが、最近は属性付与が当たり前みたいな風潮が見られますので、
その場合は、攻撃面のアドバンテージが無くなりますし、
さらに元々高威力なスキルを使われたとあっては流石に勝てません。
まぁ張り合っても意味がないですので、他職は他職と考えておきましょう。
お手軽に属性攻撃を手に入れられる点では優位に立っています。

弓手は物理火力職です。
弓手なら、何処かに出かける前にその場所に必要な属性などを把握しておくことが重要だと思います。
射程
弓といえば遠距離攻撃です。
RagnarokOnlineでも例外ではなく、最長の攻撃射程を持っているのは弓となっています。
ROでは、射程1〜3のものを近接攻撃。射程4以上を遠距離攻撃としています。
短剣や片手剣などの武器は射程1の武器ですので近接攻撃。
槍の射程は少し長く射程3の近接攻撃。
弓はデフォルトで射程4の武器ですので遠距離攻撃と分類されます。
通常、鷲の目によってさらに射程が+10されますので、最大射程は14となります。
ちなみに、画面に表示される範囲は自分を中心に、右に15左に15上に15下に15となっています。

弓手の特性は誰が何と言おうとこの攻撃射程の長さです。
仮に弓手から射程の特性をなくしたとすれば、それは防御の薄い劣化近接火力職になってしまいます。
弓手の方は射程の長さを生かした戦い方をするべきです。

ちなみにこの攻撃射程ですが、実は上手く攻撃する事でさらに+されることもあります。

槍でフローラや天下大将軍を射程外攻撃出来ることはよく知られています。
ずーっと昔から延々と残っているものですので、これはもう仕様でしょう。
敵に対して直角に位置し、射程4の位置から攻撃すると
そのまま動かずに攻撃出来るというものです。
これは、Playerの攻撃時になぜか射程が1伸びる現象を利用しています。
弓でも同じようにすれば射程15の位置から撃つ事が出来ます。

実は、さらにもう1つ射程を伸ばす事が出来るのですが、
これは遠距離武器ならではの仕様です。
まず敵にアンクルをかけます。そして、射程3の位置から弓で攻撃します。
弓で攻撃を続け、そのまま短剣に持ち変えると、移動せずにそのまま剣で切りつけることが出来ます。
恐らくですが、同じように槍から剣に持ち帰るような場合でも
可能かとは思いますが、試したことはないのでわかりません。

この仕様で弓では、弓のみで射程16の攻撃を行える場合があります。ちなみに射程16は画面外です。
テクニック項のハメ撃ちを利用したテクニックだったんですが、
確か韓国ではハメ撃ちが出来ないようにされたと記憶しておりますので、
行う方法は消してあります。目を凝らしても読むことは出来ません。
射程2
また射程かと思われるかもしれませんが、今度は敵の射程についてです。
まず、アクティブモンスターの反応範囲は一律10セルです。
自キャラを中心にして右に10左に10上に10下に10と、21*21のセル範囲内に入るとターゲットされます。
それ以外の部分なら、こちらから敵が見えていても反応はしません。
ちなみに魔法の射程は9+1セルなので、移動出来るアクティブMobを
射程外からターゲット指定魔法でタゲることは出来ません。

上記の理由から、敵の攻撃射程は1〜10までと決まっています。
長距離射程Mobで有名な人面桃樹や天邪仙人も射程は10です。
唯一、弓ガーディアンが射程12という情報をどこかで見ましたが、
もしかしたら私の見間違いかもしれません。

つまり、弓手ならばアクティブMobに反応される前に攻撃を仕掛けることが出来るということです。
これを利用した戦い方もありますが、これもテクニック項をご覧下さい。
歩き方
弓手は射程が長い故に、トラブルに巻き込まれる事が多々あります。
その原因の1つが"横殴り"。
元・近接職の方がその癖が抜けずにやってしまいがちです。
近接職の方は大体、画面の見える範囲ギリギリのところをクリックして歩かれます。
使っているキャラが近接職なのでしたら別にかまいません。
間違って敵をクリックしたとしても、すぐに別の場所をクリックすれば済みます。
しかし、弓手でそれはやってはいけない部類に入ります。
なぜなら弓手は射程が長いため、間違ってクリックした時点でそのまま敵に攻撃をしてしまうからです。
もし/noctrlなんかやっていたら最悪です。攻撃が止まりません。
弓手は歩く時に遠い所をクリックしてはいけないのです。

個人的には、1度 通常攻撃を1発当てられたぐらいなら全然全く気にしません。
個人的意見なので聞き流してください。
横殴りされてもむしろ経験値が増えてラッキーって感じですね。
ただ、同じ方に2度3度とやられるとちょっとオイオイという感じにはなりますけど。
やられた方もやられた方で1発ぐらい気にならないような余裕が欲しいなと感じます。
個人的意見です。聞き流してください。

えー、それではどこをクリックして歩くかというと、
私は、大体自キャラから7〜9セル辺りをクリックしています。
マウスカーソルがある辺りが7〜9セルなんだと分かるようになれば、
敵の反応範囲なども大体ですが分かりますので、それの目安にもなります。
こうすることによって、クリックしようと思ったら丁度その位置に敵が沸いた!という場合以外なら
誤ってクリックしてしまう事も少なくなると思います。
撃ち方
通常射撃方法にもいくつか方法があります。

まず、通常射撃を左クリックを押しっぱなしで行う方法。
この方法はCTRLクリックを利用しないので、逆の手を常にファンクションキーに置いておけるので、
スキルを使いたい時にパッと使えるという利点があります。
欠点は、マウスの方の手が常にドラッグしている状態なので疲れるということと、
誤って地面をクリックしてしまった場合に移動を開始してしまうことでしょうか。

次に、通常射撃をCTRLクリックで行う方法。
左手は、Ctrlキーもしくはファンクションキーの位置に置いておき、
敵を通常攻撃する時はCTRLを押しながらクリックをします。
利点は、CTRLで左クリックをした場合なら間違えて地面クリックをしても移動しないことと、
上記の左クリックの方法よりも疲れないことですが、
欠点もあり、CTRLクリックで攻撃中に咄嗟にスキルを使うことが出来なくなってしまいます。
ですが、その欠点も多少緩和することが出来ます。

CTRL攻撃中にスキルを使いたくなった場合、
まず自分の隣の地面をクリックして攻撃をキャンセルさせて、
そうしておいてからスキルを使い、またCTRL攻撃を始めるというような方法です。
自分の隣の地面以外をクリックして攻撃をキャンセルして、
さらにその移動をキャンセルしてスキルを使用するというようにも出来ますが、
それだとたまに移動キャンセルが上手く出来ない場合もありますので注意が必要です。

また、上記2つを組み合わせて、通常攻撃を開始する時は誤クリックで歩かないようにCTRLクリック。
その後、いつでもスキルを使えるようにする為に左クリック押しっぱに切り替える。
というような方法もあります。

自分に合った攻撃方法を探してみてください。
ちなみに私は、CTRL攻撃でスキル時は地面クリックでキャンセルする方法を採っています。
左クリック押しっぱも試して事はありますが、やはり疲れを感じるので私には不向きでした。
自制
これ重要です。多分テストに出ます。
人間、思いやりの心を忘れちゃダメですよ。
それが例えゲームの中だとしても。自制すべき所は自制しましょう。

具体的に言えば・・・そうですね、画面ギリギリの所にノンアクティブのMobがいたとします。
そして、敵の近くにはそのMobに向かって行く近接職の方がいらっしゃいます。
しかし、今このタイミングで弓を撃てば先に攻撃する事が出来そうです。
貴方ならどうしますか?

一般的な解答は、近接職の方に敵を譲るです。
思いやりの心を忘れないようにしましょう。
出来れば動画等があった方が分かりやすいんですが・・・、
ガンホー理論により動画が禁止されているので文章だけでご理解下さい。
逃げ撃ち
主に低レベル時に役立ちます。
遠距離射程を生かして、攻撃→逃げを繰り返すテクニックです。

方法は簡単です。攻撃の際にCTRLクリックで攻撃を行うだけです。
CTRL攻撃をしてから移動すると、何故か移動中に1発攻撃が出ます。
これは弓に限りませんが、恐らくはまぁ処理の順番がおかしいんでしょう。
昔からずっと残っていますので仕様と考えます。

近接攻撃では、敵から離れてしまうと攻撃が出ないので逃げ撃ちは成立しませんが、
弓では離れていても攻撃が出ますので、弓ならではのテクニックと言えるでしょう。

"逃げ"るタイミングですが、こちらの攻撃モーション中に地面をクリックするような構図です。

敵Mobの移動速度が遅い場合に特に有効ですので、色々と試してみてください。
[ Caution!! ]
ここより下のテクニックは、場合によっては色々とトラブルが発生するテクニックです。
ご使用の際は、用法用量を守って正しくお使い下さい。
射程外撃ち
射程外撃ちとはその名の通り、こちらの遠距離射程を生かして、
敵Mobの攻撃射程外から攻撃を与える方法です。
主に非移動型のMobを相手に使います。
有名なところだと、フローラや天下大将軍,ジオグラファーでしょうか。

非移動型Mobは得てして射程が長めの場合が多いのですが、
特性の射程の項で説明したように、弓の最大射程よりも長い攻撃範囲を持った攻撃はありませんので、
非移動型Mobは、弓手にとってどれもプパ同然です。

注意点。
いくらこちらの射程が長いからといって、どこから撃っても良いと言う訳にはいきません。
こちらが敵の射程外から攻撃をしているということは、敵のタゲを取っていないということなので、
仮に誰かがその敵の攻撃範囲内に入ったとしたら、敵はそちらの人を攻撃します。
上記した3種は射程が3ですので、ある程度近くまで寄ってから敵を攻撃する事によって、
他の人に自分が攻撃してるんだということを分かりやすくしなければいけません。

また、遠距離射程位置固定Mobの代表的な人面桃樹やメガリス・ヒドラなどには、
大体において射程外撃ちをしてはいけません。
何故なら、敵Mobが上記のように他の人を攻撃してしまう確率が非常に高いからです。
用法用量を守って正しくお使い下さい。
崖撃ち
その名の通り、遠距離射程を生かして崖を挟んで攻撃する方法です。
やり方は簡単。単に崖の向こうにいる敵を攻撃するだけです。

注意点。
崖を挟んで攻撃すれば、射程外撃ちと同じように安全に攻撃する事が出来ます。
しかし、射程外撃ちと同じように敵のタゲを取ることが出来ないので、
仮にその敵の反応範囲内に人が入ってくれば、敵はそちらにタゲを向けます。
ノンアクティブの場合は、こちらの攻撃を無視する様に行動します。
敵側に人がいるような場合や、人が多い狩場では崖撃ちはしないようにしましょう。
もし崖撃ちしていた敵が他の人をタゲった場合はすぐに攻撃をやめましょう。

また、敵を倒すとアイテムを落としますが、
崖撃ちの場合はアイテムをすぐに取りに行くことが大抵の場合において出来ません。
取りに歩いている間にルート権が切れ、他の人に拾われてしまうこともあるでしょう。
ですが、アイテムを拾われたからといって文句を言うのは筋違いです。
崖撃ちを行うのならば、アイテムを拾うのを諦めるべきなのです。

それらを理解した上で用法用量を守って正しくお使い下さい。
ハメ撃ち
韓国では(恐らく)修正されたようです。
恐らく転生実装時に一緒に修正が来るのではないでしょうか。 修正来ませんでした。
一応バグだったということで、消しておきます。
修正来なかったので消してあったものを普通に表示させておきます。
ちゃんと修正が来た時に消そうかと思います。

自分と敵との角度が大体15〜60°の位置を取り、射程12セル以上の攻撃を加えると
敵が何かに引っかかったようになり、そのまま移動させないで攻撃することが出来ます。
成功すれば崖撃ちと同じように無傷で倒せますが、成功する条件にASPDと敵の移動速度が関わってきます。
どの移動速度の時どれぐらいのASPDで攻撃するのかはちょっと分かりませんが、
ASPDが速すぎても遅すぎても成功しません。
レイドなどの等速MobはASPD176程度で丁度ハマります。
窓手やカリツなどの足の遅いMobは更にある程度Aspdが早くても(180程度)ハマります。
テレポートするMobだと、ハマった時点でテレポする場合もあります。(深淵やカリツなど。)
主に窓手専用かと思いますが、これも崖撃ちとどうように敵の反応範囲内に人が来た場合、
そちらの方ににタゲが移ってしまいますので、人が居るような所で使うのは危険です。

用法用量を守って正しくお使い下さい。